PROCESS

おいしそう、は偶然じゃない。

一枚の写真が生まれるまで

おいしそう、と感じる一枚には、
たくさんの小さな選択があります。

光の向き。
光の高さ。
スタイリング。
構図。

一つひとつ試しながら、
その料理らしさが最も伝わる瞬間を探しています。

このページでは、
完成した写真だけでは伝わらない、
写真づくりのプロセスをご紹介します。

One Photo,
Many Decisions.

Case 01

なめらかさを伝えるプリン

この一枚に込めたテーマ

今回のテーマは
「なめらかさ」と「ツヤ」。

プリンを見た瞬間だけではなく、
ひとくち食べたときの、
やわらかさまで想像できるような写真を目指しました。

試行錯誤の記録

今回のテーマは「プリンのなめらかさ」。

光の高さや向き。
レフ板。
背景。
構図。

ひとつずつ条件を変えながら、
「ひとくち目のときめき」が伝わる一枚を探しました。

光が高い 高い
光が低い 低い
① 光の高さ

光の位置を上下に変えることで、ツヤの出方と影のかかり方が変わります。

サイド光 サイド光
反逆光 反逆光
② 光の向き

サイド光・反逆光でプリンの質感の見え方を比較しながら選びました。

レフ板あり あり
レフ板なし なし
③ レフ板

影になる面に光を補い、やわらかさと立体感のバランスを整えました。

白背景 背景 A
黒背景 背景 B
④ 背景

背景色・素材を複数試し、プリンの色とやわらかさが引き立つものを選びました。

俯瞰 俯瞰
斜め 斜め
⑤ 構図

真俯瞰・斜め・水平など角度を変え、最もなめらかさが伝わる構図に決めました。

この研究で見つけたこと

光の高さがほんの少し変わるだけで、
プリンの表面のツヤが消えたり、
やわらかさの印象が大きく変わったりしました。

「なんとなくいい感じ」で選んでいたことが、
実はきちんと理由のある選択だったと気づいた瞬間でもありました。

一枚の写真は、
感覚だけでなく、
小さな試行錯誤の積み重ねから生まれるものだと
改めて感じた研究でした。

なめらかさを伝えるプリン 完成写真

一枚の写真は、
偶然ではなく、
積み重ねから生まれます。

「おいしそう。」

その一瞬の印象は、
たくさんの試行錯誤の積み重ねから生まれます。

正解を探すのではなく、
その料理らしさが一番伝わる瞬間を、
これからも丁寧に探していきます。

Next Process is already underway.

これからも、一枚一枚の写真と丁寧に向き合いながら、
新しいプロセスを積み重ねていきます。

Processは今後も更新していきます。
新しい撮影や研究を重ねながら、
一枚の写真が生まれるまでを
少しずつ記録していきます。